巧詐(こうさ)は拙誠(せつせい)に如かず
~韓非子の名言~
「嘘をついたり、人を欺いたりして言葉巧みに生きる事は、不器用でも誠実に生きる事には敵わない。」という意味です。
愚直に生きる事が良い人生に繋がると思えば、「不器用な生き方も悪くないんじゃないか?」って気持ちになります。
愛の反対は憎しみではありません、無関心です
マザー・テレサはカトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者です。 「マザー」は指導的な修道女への敬称であり、「テレサ」は修道名である。
マザー・テレサは数々の名言を残していますが、この「愛の反対は憎しみではありません、無関心です。」という名言が一番テレサらしいというか、有名なんじゃないでしょうか。
確かに無関心が一番イカン!と思います。
外国の事件や紛争などもそうですが、身近な人の不幸や苦しみを理解する事、逆に楽しみや喜びを理解する事、まずは身近な人への関心を増やしていきたいものです。
自由と我侭の違いは、他人の邪魔になるかならないかの違いだ。
~福澤諭吉の名言~
福澤諭吉翁も数々の名言を残した人物ですが、この名言は非常に興味深いです。
そもそも自由とワガママの境界線って、本当に良く判らない部分が大きいのですが、福澤諭吉翁は、「他人の迷惑になるかならないかの違いだ!」と言い切ってます。
こうもハッキリと言い切られると「なるほどなあ~」と納得してしまいますよね。
最悪だと言っているうちは、まだ最悪ではない。
イギリスの劇作家・ウィリアム・シェイクスピアの作品の中には数々の名言が存在します。
彼の残した名言の中には、現在を生きる我々に大事な事を教えてくれるものも少なくありません。
よく「最悪だ~!!」って嘆いている人がいますが、そんな人は「最悪だと言っているうちは、まだ最悪ではない。」という事を認識しましょう。
ネガティブな思考はネガティブな結果しか生まれません。ポジティブに生きる事は大切なんですよ。
王様であろうと百姓であろうと、己の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。
~ゲーテの名言~
「己の家庭で平和を見出す事が幸せなんだな。」って事は誰でも考える事なんだけど、実際に幸福感を感じている人は少ないのかも知れません。
幸福を感じない人は、もう一度自分の家庭をよく見つめてみると良いんじゃないかな。
臆病者の目には、敵は常に大軍に見える。
峻烈な性格で最強の戦国大名として君臨した織田信長
兵農分離や楽市楽座など革命的な改革を成し遂げ、戦国時代の戦を大きく変えた男。
鉄砲の実用化も信長の革命の一つでしょう。
戦に弱かった尾張軍団を日本最強の軍団に仕立て上げるには・・・
兵農分離を実現し、農繁期でも戦の出来る組織作りを行い。楽市楽座によってそれまでの既得権益を破壊し、新たな経済の仕組みを作り上げ、貨幣経済による経済戦を行う。などの改革が必要不可欠だった。
桶狭間の合戦から本能寺で死ぬまで、常に大多数の敵に狙われ続けた織田信長の「臆病者の目には、敵は常に大軍に見える。」という言葉は、彼の生き様を物語っているようです。
学校は勝者・敗者を決めなくなったかもしれないが、人生は違う。学校によっては君が落ちこぼれないようにしてくれたり、正しい答えが導き出せるまで、何度でも機会をくれる。実際の人生とは全く似ても似つかない。
確かに仰るとおりですね。さすがはビル・ゲイツ氏です。
日本の学校でも、運動会で一緒にゴールインするという運営方法が議論される事がありますが、アメリカでも学校では勝者・敗者を決めないんですね。
いくら議論を重ねても、解決しないだろう問題ですが、ビル・ゲイツ氏は人生の現実を突きつける事で、簡単に納得させているように思います。
我々は知性の売春婦なのです
~ジョン・スウィントンの名言~
「世界史上、今日のアメリカに報道の自由などというものはありません。
それはあなたがたもわたしも知っていることです。
あえて率直な意見を書こうとする記者は1人もいないし、たとえ書いたとしても絶対に印刷されることがないことは初めからわかっています。
わたしが勤め先の新聞社から給料をもらえるのは、正直な意見を書かないからこそであります。
ここにいるみなさんも、同じことをして同じように給料をもらっているのです。
よしんばわたしの率直な意見が新聞に掲載を許されることがあったとしても、わたしはその日のうちに職を失うでしょう。
記者の仕事とは、真実を壊し、公然と嘘をつき、真実を歪曲し、人を中傷し、富の邪神にへつらい、国と同胞を売って、日々の糧を得るものであります。
あなたがたもわたしも、それを承知している。
とすれば、報道の自由に乾杯するとは、なんとばかげたことでありましょうか?
われわれは、舞台の陰にひそむ金持ち連中の道具であり召使いなのです。
われわれは操り人形であり、彼らが糸を引けば、それに合わせて踊るだけです。
才能も可能性も人生も、すべては他人の手の内にあります。
われわれは、知性をひさぐ娼婦なのです。」
1880年、『ニューヨーク・タイムズ』紙のジョン・スウィントン記者が、ニューヨークプレスクラブのパーティにおいて「報道の自由」に乾杯がなされたことに対して行ったスピーチです。
130年も昔から、報道と言うモノは捏造・歪曲されていたと言う事実がわかりますね。
報道の裏には受益者が存在し、受益者の為の報道が繰り返されているという事を、ニューヨークタイムズの記者が、報道陣に対してスピーチしているところに、ジョン・スウィントン記者のジャーナリストとしての気概を感じます。
まさに勇気の名言と言えるでしょう。
これを死地に陥れて、然る後に生く <<陥之死地而後生>>
~孫子の名言~
兵士を死地に陥れると、兵士達は生き残る為に必死になって協力しあう。だからこそ活路が開けるのだ。
絶体絶命の大ピンチに陥れば、リーダーシップなど必要なく、個人個人がピンチを脱しようと協力し合うものだ。
孫子は、この考えを説明する為に「呉越同舟」の話を使っている。
呉と越は非常に仲の悪い険悪な関係だった。しかし、ある時同じ船に呉の住民と越の住民が乗り合わせてしまった。
さらに運が悪い事に、その船が嵐にあって沈没寸前になってしまう。すると、仲の悪い者同士が一致協力して危機を脱した。
呉越同舟
日本では「呉越同舟」という四文字熟語は、利害関係の対立する者同士が同じテーブルに着くという険悪な状況を指す場合に使われる事が多いですが、本来の意味は組織管理術として用いられるべき言葉である。
呉と越
呉と越の対立関係は、非常に険悪で「臥薪嘗胆」という故事も生まれている。
金を貸すと、金も友達もなくしてしまう。金を借りると、倹約の心が鈍ってしまう。
~シェイクスピアの名言~
「金を貸すと、金も友達もなくしてしまう。」は有名ですが、その後の「金を借りると、倹約の心が鈍ってしまう。」が非常に気に入っています。
シェイクスピアは、偉大な劇作家なので人物を観察する眼は、我々の想像を超えたものだと思います。
そして「人物の見えない部分も確実に捉えているんだなあ~。」と感心する名言です。
間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。
~アインシュタイン~
自分だけが間違いだらけの人生を送っていると思ったら大間違い。
アインシュタインほどの人物でも、間違いを犯しているのです。
というよりも・・・
この言葉通り、「間違いを犯した事の無い人というのは、何も新しいことをしていない人のことだ。」という事なのです。
アインシュタインの名言は、納得させられるものが多いですね。
少々間違ってもいいから、行動を起こす勇気を失わないように心掛けましょう。
BBCの世論調査で、「史上最も偉大な英国人」に選ばれたウィンストン・チャーチルは、「金を失うのは些細な事で、名誉を失う事は甚大だ。だが、勇気を失う事は全てを失う事だ。」という名言を残しています。
チャーチルとアインシュタインの名言をコラボレーションさせたら
「間違いを犯したことが無い人というのは、全てを失う人の事だ。」
という新たな名言が誕生しました。
ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず
~鴨長明(方丈記より)~
川の流れは絶えることなく流れ続けるが、流れる水は同じものはない。
世の中に存在する人、住む人もまた同じだ。
という意味でしょうね。
人の人生も同じで、一日一日は同じような日々の連続だが、同じ日は二度とない。
一日一日大切に行きたいものですね。
[リンク]
落雷対策
突然空から地上を襲う雷は、昔から地震や台風と共に人々から恐れられていました。
ゲリラ豪雨
全く予期しない時間・場所で突然豪雨が降る現象です。
水害
道路の冠水、床下・床上浸水の順に被害が拡大していきます。雨があがっても上流に降った雨水が下流域で増水します。
台風
あなたの住む地域は台風の予想進路に含まれますか。
巧遂げ身退くは、天の道なり
(巧遂身退、天之道也)
~老子~
大きな仕事を成し遂げた後は、潔く身を引く事が好ましい。
そうすれば、築き上げた功績や名声を全う出来る。
逆に、いつまでも地位にしがみついていると、その地位を失い、地位や名声をも失う事になる。
という意味です。
心を攻めるを上となし、城を攻めるを下となす。
~馬謖の名言~
諸葛孔明が南方の反乱軍を平定する為に、遠征を行います。
その時、馬謖は孔明に「用兵の道は、心を攻めるを上となし、城を攻めるを下となす。」と進言します。
孔明は、馬謖の言葉を採用し、反乱軍の孟獲を捕らえても逃がします。
孟獲は七回反乱を起こし、七回捕らえられます。
七度目に捕まったときも、孔明は孟獲を逃がそうとしますが、孟獲は逃げずに孔明に従う事を誓ったといいます。
この故事を「七縦七禽(しちしょうしちきん)」と言います。
~荘子の名言~
「時の流れに身を任せ、自然の流れに逆らわぬように生きれば、哀しくもないし、楽しくも無い。」という意味です。
個人的には、哀しくないのも、楽しくないのも嫌だけど、あまりにもジタバタ、アクセク生きるのも嫌である。
ここ一番では一生懸命頑張って、結果が哀しかろうが、楽しかろうが味わい尽くしたいと思う。
他のときは、時の流れに身を任せ、自然の流れに逆らわず、スマートに飄々と生きて行きたい。
頑張るのは、ここ一番の勝負どころだけで良いのではないかと思う名言です。
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